2022年に始まったウクライナ戦争は、いまだ終結の糸口が見えないまま、尊い命が奪われています。また、中東やアフリカをはじめとする世界各地で紛争や民族対立が起こっており、人道的な機器や難民問題など、地球規模の課題が山積しています。さらに地球温暖化による極端気象の頻発化によって、農作物の生産が減少したり、耕地や住宅地が水没したりするなど、さまざまな環境問題が起こり、国内外に移住を余儀なくされる人びとが世界各地で発生しています。しかしながら、国際連合の機能は低下し、貧富の格差はグローバルに拡大しています。
こうしたなか、私たちはこれらの課題にどう向き合い、どのようにして平和で持続可能な社会を築いていけばよいのでしょうか。私たち一人一人が地球市民としてこうした問題の現状を認識し、SDGs(持続可能な開発目標)の趣旨を踏まえて活動していくことが求められています。
愛・知・みらいフォーラムは、未来を担う中高生たちがこうした問題について学びを深め、その解決に向け一歩を踏み出せるよう働きかけていきたいと考え、啓発的な教育活動をポスト愛知万博のミッションとして位置付けてきました。2007年の発足以来、活動の2本柱である「出前授業」と「特別講座」を毎年実施しています。2025年度には、新たな講師(羽田野真帆氏)を迎えるとともに、ホームページでの広報活動や改訂したリーフレットを活用して情報発信を強化しています。
2026年度は、学校関係者の期待に一層応えられるよう、双方向性の高い新鮮かつ充実した出前授業と特別講座を実施していきます。そのため、幅広いジャンルでの経験豊富な講師陣をさらに充実させていきたいと考えています。教育的な支援を通じて、未来を担う子どもたちの地球市民としての人間形成に寄与するため、時代の潮流に合ったあり方を常に追求しながら、学校・講師・フォーラムの三位一体による取り組みを地道に進めていきます。