「愛・知・みらいフォーラム」の概要
1「愛・知・みらいフォーラム」とは?
2005年の愛知万博の時に開催されたシンポジウム「地球平和フォーラム」において、「地球平和に向けた愛知アピール」が採択されました。
その精神を継承し、未来を担う青少年が地球市民としての人間形成を図り、持続可能な社会の形成と国際協力・国際平和に貢献できるようにするための教育的支援の実施を目指して、加藤延夫(元名古屋大学総長)、森島昭夫(元中央環境審議会会長)、鈴木礼治(元愛知県知事)らが中心となって、2007年に設立したNPO法人です。
2 どんな活動をしているの?
〇 未来を担う青少年が、環境・貧困・紛争・生命・健康などの人類的課題について、楽しく主体的に学ぶことのできる授業づくりを支援しています。
〇 具体的な取り組み
① 国際経験・社会経験の豊かな講師を、県内の中・高等学校に派遣する「国際理解教育出前授業」を実施しています。講師の体験と知見を子どもたちに伝えることにより、地球環境、貧困、紛争な どの地球規模の課題が、自分たちの日常生活に密接に関わっていることを子どもたちに理解してもらい、世界の在り方や自らの生き方について考えるきっかけとなることを目指しています。2007年度から試行、2011年度から本格実施)
② 夏休みに県内高等学校の意欲ある生徒を一堂に集める「国際理解教育特別講座」を実施しています。普段の授業ではあまり取り上げられない地球規模の課題をテーマに、講師と生徒との双方向の学びや他校の生徒たちとの交流の中で、地球市民としての生き方を考える刺激的な機会となることを目指しています。(2011年度から実施)
③ 教育効果の高い授業づくりにつながるよう、出前授業講師と学校担当者とが率直な意見交換を行う「講師・学校担当者交流会」も開催しています。